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《 垣本 右近 選手 プロフィール 》
 かきもと うこん 1977年5月25日生(37歳)

いづみFC-田無第3中学校-国士舘高校-国士舘大学東久留米市の隣西東京市で育つ。 田無第3中学校時代は全国大会に出場。大学を卒業して東久留米市で草サッカーをやっていたところ松浦会長と奈良理事長に出会い 「この街でサッカー文化の礎を築こう」と独立に踏み切る。現在はサッカーとフットサルを現役で続け、 独自のメソッドを生みだし小学生・中学生年代からフットサルをと活動をしている

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《 林 拓馬 監督 兼 選手 プロフィール 》
 はやし たくま 1977年6月17日生(37歳)

ひばりSC-三菱養和清瀬-東京久留米FC U-15-久留米高校(現在東久留米総合高校)中央大学サッカー同好会。 ホームタウン東久留米市出身。「いつか地元に恩返しをしたい」、と2年前フエンテの監督に就任。 地元での顔の広さを生かし、この地域の若手の育成やスポンサー獲得に大きな成果をあげる。

                                (取材:小野)

~ FCフエンテ東久留米誕生 東久留米にJクラブを! ~

小野 最初にフエンテ東久留米について教えていただいてもよろしいでしょうか?

垣本選手 FCフエンテ東久留米の立ち上げは2005年。 当時から就任している東久留米サッカー協会会長の松浦さんと理事長の奈良さんが、17年後に東久留米市にJリーグチームを!という目標を掲げ、 この町をサッカーで活性化させようという目的でチームが立ち上がりました。当時は東京都4部からスタートし、6年目に現在所属している東京都1部に昇格しました。 17年後に…といっても既に10年経ってしまいましたが(笑) フエンテという名前は東久留米総合高校の齋藤先生が名前をつけてくれました。 由来はスペイン語で『泉』という意味です。実は東久留米には東京の名湧水57選に選ばれた『南沢緑地』というきれいな湧き水があるということと、 東久留米から優秀な人材が湧き出るように名づけてもらいました。

小野 リーグに上がるためにはどのような過程になるのでしょうか?

垣本選手 今は東京都1部なのでこのあとは関東2部、関東1部、JFL、J3です。なので後のカテゴリーの4つ目がプロリーグになります。

小野 例えばJリーグに入るための設備など準備する課題はあるのでしょうか?

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試合後集合写真
林監督 設備は、例えばスタジアムとか収容人数5000人以上(2015年取材当時)など、 諸条件をクリアしないといけないので、現状のホームグラウンドとして使用している東久留米総合高校というわけにはいきません。 また設備の状況だけでなく、重要なのは選手達チームの部分です。上のカテゴリーへいくにはそこを強化しなくてはいけないので、 その両輪を高める必要があります。


~ 地域密着型サッカークラブ。 人が集まる組織作りとは? ~

小野 東久留米市との関わりはいかがですか?

垣本選手 地域密着として、東久留米市との関わりが強いことがフエンテの特徴です。 毎年1月に行なわれる七福神巡りやわんぱく相撲などの運営にチームとしてサポートさせてもらっています。 あと、10年目に入り『J3プロジェクト』として、市の人たちが集まってプロジェクトを立ち上げることになりました。 その筆頭に立っているのがフエンテのスポンサーでもある株式会社斉藤物産の斉藤社長他地元の有力者の方々です。 J3に向かって僕達はチームの強化をしてプロジェクトの人たちはスタジアムを含めてJ3に入るために何をやっていく必要があるかを 模索して作り上げていく予定です。

林監督 東久留米サッカー協会の事務担当をしている水越さん。

垣本選手 あとは、創設当初からフエンテを応援してくれている久米川ボウルの島崎さん。 こういった地元に根付いたメンバーが集まってプロジェクトを進めています。もちろん目標はJ3に入ることなんですけど  『J3に入る!』 と明確に発信することで、この町がサッカーで盛り上がっているというメッセージを伝えることも重要だと思います。 それが内外的に東久留米を知ってもらい、そのことによって子供達が使える人工芝ピッチや、中学校に照明をつけてもらうことに繋がる。 中学生や社会人が今以上にサッカーをすることが出来る環境を整えることも目的としています。

小野 他の地域リーグのチームと比べると?

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垣本 右近 選手_1
林監督 フエンテの一番の特徴はJリーグのコンセプトである『地域密着』です。 地域と手を組んで作り上げていくというのがとても重要だと思っています。同じカテゴリーでも上を目指しているチームと大きく違う。 それぞれの現状を見ると地域と手を組むという事が簡単なようで凄く難しいと感じるようになりました。

垣本選手 同じリーグに所属するチームでも活動地域がまだ決まっていなかったり、 チームとして存在していても地域と連動するまでに至っていないことが現状だよね。

林監督 良し悪しは当然あると思いますが強力なスポンサーが先についてそこからスタートという起点もある。 逆に我々は東久留米というこの土俵で4部からスタートしてプロリーグに入るというアプローチの仕方。 そこが他のチームと比べて違うところなんじゃないかなと思います。

小野 なかなか難しいとされる地域との連動。 もともとのきっかけはあるんですか?

垣本選手 もともとフエンテと言うチームは東久留米市サッカー協会の松浦会長と奈良理事長が この町にトップチームを作るという目標からのスタートでした。 トップチームを作ることでたくさんの人たちや子供達が目標とすることになれば自ずと地域が盛り上がっていくという考え方でした。 その3年後ぐらいからカフリンガというフットサルチームが乗っかっていく形になりました。 カフリンガも東久留米でホームタウンにして下さいという形です。

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小野 右近さんはもともとサッカーの方が先でしたか?

垣本選手 実際はカフリンガもフエンテも立ち上げた年が2005年。立ち上げ時期は一緒です。



~ サッカーを始めたばかりの小さな子供からトップチームまでサッカーで繋がっている。 そんな存在にフエンテがなれると嬉しいです。 ~


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小野 右近さんと林さんの出会いは立ち上げ当初ですか?

林監督 高校の卒業後です。地元のサッカーで会った時によく話すようになりました。 共通の知人も沢山いて意気投合しました。

小野 フエンテに入ったのもそれがきっかけでしょうか?

垣本選手 彼はもともとフエンテが一番苦しかった4部~3部の時は、東京都1部リーグのチームでやっていました。

林監督 大学のOBチームです。

垣本選手 そのチームは1部で凄いな~、と思いながらも僕達は4部でひたすら頑張っていました。 その後うちのチームが1部に上がったら、林がひょこっと 『移籍しようかな…』 と。もちろん地元で頑張っていることと、 人格的にも素晴らしい、プレー以外のところの良さを知っていたので…。

林監督 プレー以外のところ…プレーではないんだ…(笑)

垣本選手 以前からずっと来て欲しいと言っていたんです。 地元で関わっていくチームだから地元の人が率先してやっていかなくてはいけないと。 2年間ぐらいずっと誘っていたんですよ。なかなか来るタイミングがなかったけど、ようやく来てくれるようになりました。 もう何年ぐらいだっけ?

林監督 5年か6年ぐらい前だね。

小野 右近さんから見た林さんはいかがですか?

垣本選手 一人の人間として、人格者というか社会人としてしっかりとチームのことを見れるので、 内外的に全てを信頼しています。プレー以外ですけど(笑)

林監督 プレーでもでしょ!!

垣本選手 オフザピッチ!を信頼しています(笑)

小野 逆に林さんからみた右近さんはいかがですか?

林監督 プレーでもピッチ外でも、何をやっても推進力がありますよね。 人がついてくるには理由があって、ただ単に人に優しいとかそういうことではなくて言いにくいこともしっかり言える。 そういった意味できちんとメリハリをつけることが出来ます。もちろんプレーヤーとして、 ピッチの中は言うまでもありませんが、ピッチ外でもそういうところがあるというのは大きな魅力です。 一緒に何
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得点後の写真
かをやる時でも 『そこは違うんじゃないの?こうじゃないの?』 と言えるというのはとても重要な要素かなと思います。

小野 今のチームの年齢層などはいかがですか?

林監督 下は19歳上は38歳ぐらい。

垣本選手 フエンテでは下の世代を育てて何年か後に試合に出るという形では無くて、 今まではある程度実力のある人を使っていくというスタイルだったんです。去年林が監督になって、 そうじゃダメだから地元の若手の子達をセレクションで獲って、若返りを図っていこうと去年から初めて若い世代が入るようになりました。 今では試合に出場出来ている選手もいますし、出場出来ない選手もいますが、今は彼らのモチベーションが凄く高いです。 チームとしてはいい方向に進んでいっています。将来的にはこの町にチームとしてフエンテが存在する中で子供達のスクールがあったり、 ジュニアユースを立ち上げたり、久留米総合高校があったり。段々と上にカテゴリーが上がっていき、最終的にはトップの試合に出場する。 そんなクラブの文化をこの町に作っていきたいです。



~ 若い世代は考えなくても動ける身体がある。しかし様々なトレーニングを知った方が選手としての幅は間違いなく広がる。 ホグレルはそういった可能性を持っています。 ~

小野 選手達、チーム内ではトレーニングで意識されているところはありますか?

林監督 そうですね。やっぱり若いメンバーも多く練習メニューもハードなところがあります。 そういった意味ではベテランはウォーミングアップであったり、その後のクールダウンだったり、身体のケアなどはしっかりしていきたいところです。 あと若手選手は、今までの言われた通りの筋トレなどのトレーニングをやってきているんですけど、各自に合ったトレーニングはあると思っているんです。 そのひとつがホグレルであったり、もしかしたら違うトレーニングもあるかもしれない。サッカーには色々なトレーニングがあるんだよ、 と若いメンバーにも前回実施したホグレルの講習などを機に知ってほしいなと思っています。

小野 柔軟性がある選手はサッカーのプレーに影響はありますか?

垣本選手 そうですね、関節の可動域が広ければ広いほど怪我もしにくいですし、 プレー面でも柔軟であるとあらゆるプレーに対応できたりします。 ただ身体がかたい選手よりは柔軟な方がサッカーには向いています。

小野 対して身体が硬い選手に特徴はありますか?

垣本選手 硬い選手は見るだけで感じ取れるよね。

林監督 やっぱり可動域の広い選手、柔らかい選手は走り方もそうですし、 1対1で抜かれた時に一歩のところが届くのか? というギリギリの局面で差が出たりします。 右近が言っているように、柔らかい方が怪我のしにくい身体になるというのは実際にあると思います。

小野 たしかに、サッカーの競技を続けていないとホグレルがどこにいかされるかわからないところがあります。

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ホグレル体験会_1
林監督 僕らもホグレルをやってサッカーのプレーが劇的に良くなったり、 急に足が速くなったりすることは無いと思います。けれど、ホグレルをやると本当に身体が軽くなりますよね。

垣本選手 筋トレだって目に見えた効果としてパンプアップとかありますけど、 実際に筋力がついたからと言って、パワーアップしたり、足が速くなったとか効果が目に見えることはなかなかありません。 例えばホグレルをやって結果残す時もあるし、筋トレをやって怪我するときもある。半分は運だったりするのかも知れないですけど、 ホグレルというのは身体のバランスを良くしたり乳酸が除去されたりする。という知識や考え方を持っているだけでも変わってくるので、 この前ホグレルの体験会をやってもらって凄く良かったと思います。

小野 そう言って頂けると嬉しいです。体験会の後、選手の考え方が変わったところはありましたか?

林監督 そうですね。いかに自分の股関節が硬かったか、とわかったメンバーもいますし、 逆に股関節柔らかいんだけど、そこは筋力が無いんだな、とか。良いところ、悪いところを自分でわかるようになった選手が多くいました。

垣本選手 インナーサイをやってみても股関節(内側)よりも臀筋がつまる、 逆の見方として臀筋がつまっているから股関節(内側)のどこかの動きが悪い、など。身体の中でも自分自身と相談しながら出来る。 コンディショニングについて、若い世代が一歩踏み出してわかってくれれば嬉しいです。

小野 そうすると日頃のトレーニングも変わりますね。

垣本選手 考えながら出来ると思いますよ。

林監督 こういうのをいつ気付くかという問題だと思います。こういう気付きを20代前半に気づいていれば、 今頃もっとギュッギュッといける。ただ残念ながら気付いたのが3年ぐらい前だったことが残念…(笑)

垣本選手 そうだね、ちょっと遅かったね(笑)  あとはホグレル東久留米店がいつ出来るか? それさえ出来ればフエンテも強くなると思うんですけどね!

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ホグレル体験会_2
小野 それは場所とタイミングですね…(苦笑)  ですがたしかに20代前半でこういったトレーニングに出会うきっかけって無いってことですね。

林監督 なかなか無いですよ。20代前半はまだまだ力任せ。 サッカーもトレーニングも普通は高校生の時に言われたままをやってきている。 しかし社会人になってくると徐々に考えながらサッカーをやり始める。 そういったタイミングで身体のことも考えるようになるので、習得すればプレーヤーとしても長くプレー出来ると思います。 違う自分のプレースタイルもまだ発見できる年代ですからね。



~ 関東サッカーリーグ2部昇格がチームとしての大目標。 ピッチ内だけでなくピッチ外でも子供達や地域の人たちのお手本に ~


小野 それでは最後に、今シーズンの目標をそれぞれお聞かせください。

林監督 チームとしては最大の目標が今期関東サッカーリーグ2部に昇格することを目標としてやっています。 そのためにはまず東京都の1部リーグで3位以内に入らないと入れ替え戦の権利が取れません。 しっかりと東京都の1部リーグで3位以内に入り、そのあとの入れ替え戦を勝ち残ることが最低条件です。 その入れ替え戦を勝ち抜き関東2部に昇格することが最大の目標です。今年の東京都1部リーグは強豪揃いの群雄割拠です。 そんなリーグ戦、1戦1戦を大事にして勝ち点3を取れるようにチーム一丸となって頑張ります。 そしてプレーヤーとしては個人的には5得点。

垣本選手 いやいや、出場時間5分でしょ。トータルで(笑)

林監督 年間5分ぐらい!?(笑) それを目標に頑張ります。

小野 垣本選手はいかがですか?

垣本選手 結果については先ほど林が言ってくれた事と同じです。 オフザピッチでは、子供達が 『プロのサッカー選手になる』 『フエンテに入る』 という目標となるような魅力あるチームにしていきたいです。 プレーだけでなくて、しっかり挨拶ができるとか、身だしなみがしっかりしている。常に見られているという意識を持っていきたい。 また、地域の皆さんと連動して試合のパブリックビューイングをやったり実況生中継をやったりなど。 僕達フエンテを利用して町が一つになれるような存在になっていくことが目標です。

小野 お二人とも、ありがとうございました!
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林 拓馬 監督 兼 選手




垣本選手、林監督、本当に有難うございました!

FCフエンテ東久留米には東京都1部リーグにも関わらず、
多くの親御さんが子供をつれて応援に来る光景が素晴らしいです。

チームの関東2部昇格と今後の活躍を応援しています!!!