大竹先生・西谷選手
《西谷良介》
フットサル選手
ポジション: FP
生年月日: 1986年1月31日
身長/体重: 170cm/66kg
フウガドール墨田加入時期: 2015年4月
前所属クラブ: デウソン神戸
出身地: 奈良県
《大竹祐》
太平二丁目接骨院 院長
東京スポーツレクリエーション専門学校(現メディカルスポーツ専門学校) 柔道整復師科卒業
専門学校卒業後、柔道整復師として接骨院に勤務。その後独立し、ホグレルを導入。
プロフ画像
フウガドールすみだ所属 西谷 良介 選手

~ フウガの所属選手は普通の会社員がほとんど。ケガをしない身体作りや玉際に負けない強さ。 少ない時間でも身体を作り上げていかなくてはいけません。 ~

小野 フットサル選手はケガが多いんですか?

大竹先生 多いですね。

西谷選手 多いです。フットサルをやったらケガに繋がっちゃうというイメージもあります。

小野 サッカーとフットサルのケガに違いはありますか?

大竹先生 フットサルの場合は足首と膝が多いです。ストップ動作が凄くきついので、 そのまま足首をガーンといってしまったり、止まった時にそのまま持っていかれて靭帯をやってしまったり…。あとはクイックな動きが多いので 腰を痛める選手が多いです。

小野 フウガでもそういった選手は多いですか?

大竹先生 いる方だと思います。でも最近は体幹のトレーニングを取り入れているみたいですね。

西谷選手 オーソドックスな「身体を支える」ようなメニューが中心です。自重でやるトレーニングです。 練習の合間などで取り組むようになっています。

小野 ケガのしやすい選手としにくい選手の違いはなんでしょうか?

大竹先生 私の見る限りでは、全体のバランスが崩れている。 前が強すぎて後ろが弱すぎる選手はケガが比較的多いかも知れません。あとは疲労ですね。疲労が溜まっているとケガをしやすくなります。 疲労が溜まらないようにしっかりとケアしておかないと、ケガをしやすいのかなと。

小野 西谷選手のコンディションはいかがですか?

大竹先生 疲労はそこまで溜まらないタイプだと思います。調子が悪くなってくると直ぐにリクエストが来ます。 なので、あまりケガをしないほうだと思います。

小野 西谷選手はもともと意識していたのですか?

西谷選手 そうですね。ケガをしにくい身体作りというのは自分なりに考えながらやっている方・・かな(笑) ストレッチもやりますが、疲れが溜まってきたら交代をしたり、食事にしても偏らないようにとか、バランスを意識しています。 それは神戸の時からやっていました。

小野 そういう事を若い時から意識することって、知識や経験が無いと難しいことだと思います。

大竹先生 今はチームからそういう指導をしていたりとか、個人でも色々な情報が出ているので、 直ぐに調べられるようになりました。だから昔よりは意識は高くなっているんじゃないでしょうか。

小野 フウガのチーム内でもそういう事について、話をする機会はありますか?

西谷選手 僕は先シーズン神戸にいたので違いはわからないですが思ったのは、他のチームより線が細いなと感じています。 五分五分のときとかは、ゲームを組み立てていく中で絶対に必要なものです。そこをチームが感じて最近体幹トレーニングだったり、 食事の面でも最近よく話すようになりました。やっぱりそこは課題でもあり、克服していくところでもあります。 そういうところのアプローチはチーム内でも増えてきています。

小野 フウガは2年前は関東リーグでやっていました。Fリーグでプレーしていた選手も多くはないので、 そのあたりも影響もあるのでしょうか?

大竹先生 フウガの選手は小さい選手が多いよね!

西谷選手 そうなんです。対戦していた時はそうは思わなかったんですけど、いざチームに入ったら感じます。

大竹先生 太見選手が「デカイ!」と感じるけど、実際にFリーグではそのぐらいの体格の選手は普通だよね。

小野 フウガの選手達はそのようなフィジカルコンディショニングではありますが、 個々、というよりチームとして戦っているイメージがあります。神戸から来てその違いなどありますか?

ホグレルマシン・インナーサイミニ
ホグレルマシン・インナーサイミニ
ホグレルマシン・ネバータイトハム
ホグレルマシン・ネバータイトハム
西谷選手 今まで見てきたフウガがそのままのイメージです。 フウガは中で起こっていることをそのまま外に出すことが出来ています。フウガは認め合った中でも競争しあえるチームです。 でもフィジカルの部分はフウガがシーズンを通して戦うために、やっぱり鍛えないといけないところです。しかし、 フウガの選手は平日普通に仕事をしている選手がほとんどです。自分と向き合える時間がなかなかないのが現状。 だからこそ練習前にホグレルをやったり、治療やケアをして少しでもケガをしにくい状態にする必要があります。 毎日の積み重ねで、自分達の身体を作り上げていくしかありません。

小野 確かにそうですね。他のチームはプロとして活躍する選手も多いですからね。

西谷選手 ほとんどが午前中練習だったりしますね。神戸では仕事はほとんどスクールコーチなので夕方から活動。 練習とスクールの合間に時間があるので、そこで筋トレしたり、自主的な練習に励める時間は十分にありました。



~ 幼稚園からトップまで繋がっている強い組織。 子供達が成長しフウガの選手になる環境は墨田に整ってきている。 ~

小野 東京に来てその環境はガラッと変わりましたか?

西谷選手 はい、ガラッと変わりました!(笑)スクールの仕事は変わっていないんですけど、 当たり前のように夜遅くまで練習をする。そういう部分はまだなれていないな…と。

小野 だからこそ選手として、ここの施設は非常に助かりますね。

西谷選手 すっごい助かります!!

小野 フウガの選手はどれぐらいの頻度で来られますか?

大竹先生 練習前によく来ますよ。今だと4~5人かな。あとはケガした選手も来てくれます。

小野 仕事して練習して試合して、場合によっては遠征して。過酷な環境ですね。

大竹先生 フウガの半分ぐらいが普通の会社員でしょ?

西谷選手 珍しいと思います。普通仕事しているといってもスクールなど、フットサルに携わっている形だと思うので。

小野 フウガでスクールをやっている選手は何人ぐらいですか?

西谷選手 僕と、金川選手と清水選手が中心です。あとは稲葉選手もやってらっしゃるかと。

対談中の様子
小野 フウガのスクール会場は?

西谷選手 八広と千住大橋と墨田区総合体育館です。

小野 フウガはスクール事業などを着実に手がけ、若い世代から育成をしている印象があります。

西谷選手 他のチームと比べると若い世代から行なっています。

大竹先生 幼稚園からあるんだっけ?

西谷選手 フウガのスクールは幼稚園からありますね。

大竹先生 幼稚園生からトップまででしょ??

小野 下の世代からしっかり繋がっています。

西谷選手 スクールで教えていてもフウガに入りたいという子がいるんです! 縦の関係というのがしっかりと成り立っているなと感じます。

一同:へ~
小野 東京でフットサルやサッカーは東エリアにプロチームの存在があまりありません。 このエリアではなかなか普及しにくい環境なのかなと思っています。大竹先生はサッカーをやってらっしゃとのことですが、、 どちらでされてましたか?

大竹先生 僕は足立区でやっていました。高校までです。その後のフットサルも千住のチームでやっていました。 昔は東京にも東京ガスのチームがありました。でもグラウンドがなかったので本拠地を西東京に移転しちゃいましたが、 ユースとかはまだそこでやっていたりします。やっぱりこっちの方は大きなスタジアムとかがないので、 プロチームの環境が根付かないのかも知れないですね。

小野 だからこそ、この地域でトップとしてやっているフウガの存在が大きいですね。 フウガのスクールが地域に根付き、子供達が育つ場所があることが本当に素晴らしいと思うんです。西谷選手はそんなスクールのお仕事はいかがですか?

西谷選手 子供達を教えることはとても楽しいですよ。教えた後の反応だったり、楽しんでいる姿だったり。 自分達が忘れていたものを思い出させてくれます。(笑)子供達からは純粋にエネルギーをもらえます。

小野 子供達は応援に来てくれますか?

西谷選手 はい!来てくれます!スクールではフウガのユニフォームも全部一緒に揃えるので、コーチと一緒のウェアですし、 試合もその格好で見に来てくれます。試合会場が一体感出るので、とても素晴らしい雰囲気です。試合の後、 「コーチ、良かったよ!」「ナイスシュートだったよ!」とか言ってくれます。(笑)

西谷選手写真
大竹先生 うちにも下部組織の子供達も来るんですよ。トップの選手達も来ていたよとか話しをしたりすると、 残念がっています。会いたくてしょうがない感じです。(笑) さっきまでいたよと言うと「会いたかった~!」って。皆人気あるし、子供達は憧れています。

小野 フウガは試合が終わると選手達が出口で待ってくれていますね。

大竹先生 近いよね!選手とお客さんが。

西谷選手 本当にそうです!地域に密着しているなとすごく感じますね。

大竹先生 全然関係ないような患者さんでも、ここのチームの人知っている!とか。 幼稚園の先生とかだったら「うちにも来てくれたんですよ~!」とか言っています。幼稚園や小学校訪問をフウガはよくやっているので。 結構若い親御さんは知っていて、ここに来ると「来てくれたんですよ」と言ってくれます。

小野 素晴らしい環境ですね。幼稚園や小学校の訪問は珍しいでしょうか?

西谷選手 そういった施設への訪問は墨田区から打診が来ます。

小野 素晴らしい関係ですね。地域の人たちと選手達が近い存在だとわかります。

西谷選手 墨田は観客席も近いですし、立ち見が出るぐらいお客さんも入ってくれるので、 ホーム戦は他の会場に比べても一体感が出ます。心強いです!

小野 選手としてもモチベーションになりますね!

西谷選手 はい、なります!目には見えないですけど、自分達を後押ししてくれる力を感じます。



~ アジアNO1のチームへ。フウガらしさが表れる地域密着のモデルケース。
組織の強化がこれからのFリーグを盛り上げ、ワクワクさせる。 ~

フウガ試合前写真

小野 大竹先生は試合見に行かれるんですか?

大竹先生 僕はなかなか見に行くことが出来ません。土曜日も診療があるので、都合の合う時しかいけないですけど、 たまに見に行っています。

小野 診療はお一人でやっているんですか?

大竹先生 そうですね。でもたまにバッファローズ(フウカドールすみだの選手にも受付を手伝ってもらっています。 ※バッファローズはフウガドールすみだトップに続くチーム

小野 バッファローズは学生が中心でしょうか?

大竹先生 そうです。

西谷選手 バッファローズの選手達は最近力をつけてきています。 この前もバッファローズとトップで試合をしたんですけど、なかなか試合が動かない時間があって、 どっちに転ぶかわからないような試合でした。本当に力のある選手達がいます。

大竹先生 今トップにいる清水君もバッファローズから上がったよね。

西谷選手 そうですね。フウガにはやっぱりチャンスがある。 チームの中にしっかりとしたパイプがある。だからバッファローズの選手達はアピールしてやろうと強い気持ちで来ます。 トップは負けてられないという気持ちです。

小野 そういう意味で一貫性がしっかりとあるんですね。それがフウガドールすみだの特徴かもしれないですね。

大竹先生 中学もチームがあって、中学から高校。そしてトップ。中学生の子もこの前来ていたんですけど、 今度受験と言っていました。その子は高校ではサッカーをやらないでバッファローズに入りたいと言っています。将来はフウガのトップの選手になりたいんです!と。 中学生ぐらいからずっとフットサルで活躍していれば面白いでしょうね。今トップの選手達は、長くても10年ぐらいサッカーをやっていると思います。 でも中学生からずーとフットサルをやっていれば競技のレベルもきっと上がるはず。

小野 これからフットサルからサッカーに転向する選手は増えそうですか?

大竹先生 一時メッシ選手が小さい頃フットサルをやっていたと話しがありました。 小さい時からフットサルをやっていると足技が身についてくるという話が広まりました。それでフットサルを始めた子もいるので、 これからも変わってくると良いですね。

小野 子供達の技術の上達は早いですか?

西谷選手 早いです。取り組めば自分に帰ってくるスピードは子供達の方が早いです。

大竹先生 今の子たちは上手いよね。

西谷選手 上手いです!(笑)

大竹先生 話しを聞いていると小学校3年生ぐらいでリフティング200~300回は出来ると聞くし。 自分の頃はそんなに出来なかったなぁ~って。100回いけばすごかったのに…。本当にうまいよ、今の子達は。

小野 そんな子供達に将来へ、教える立場として西谷選手がしてあげたいことはありますか?

西谷選手 やっぱりフットサルしてきて良かった!と言ってくれる選手が一人でも多く出てきてくれることを願ってます。 フットサルの頭を使うことやスピードは、将来絶対にいきてくるので。そういうところを伝えていくことが出来れば良いと思っています。

小野 最後になりますが、西谷選手…今シーズンの目標を教えて下さい!

西谷選手 そうですね。フウガドールすみだが、まずプレーオフに進出し、 リーグ優勝を目指せる位置にいることが絶対条件です。そしてリーグ優勝。チームとしてはアジアナンバー1のクラブになることを目標としていますので、 そこに一つずつ近づけるれるように、チームでのパフォーマンスをあげていければと思っています。

小野 可能性はありますか?

西谷選手 あります!何パーセントとかはわからないんですけど、可能性は高いです。 組織的な力はFリーグの中でもトップクラスです。それにプラスして、コンディションだったり身体の作り方が変わってくれば、 Fリーグをもっともっと盛り上げられる立ち位置にいることが出来る!と感じています。

小野 大竹先生は…。

大竹先生 影からサポートします!(笑)そもそもFリーグに上がる前から選手を見ていて、 Fリーグに上がるための苦労をずっと聞いていました。もう上がった時には一緒に喜びましたし、より高い位置に向かって戦っていくのも、 気持ちは一緒に戦っている感覚です。もっともっと良い成績に繋がるためにお手伝い出来れば嬉しいです。

お二人ともありがとうございました!
目標が達成できるよう、我々も今後益々サポートさせて頂きたいと思います!!
(取材:小野)