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《金川武司 選手 プロフィール》
2009年 全日本選手権優勝
2011年 関東フットサルリーグ ベスト5受賞
フットサル東京都選抜

関東フットサルリーグの常勝チーム、フウガドールすみだのキャプテンを務める。 豊富な運動量と高い決定力で攻守に渡ってチームに欠かせない選手。 持ち前のキャラクターでムードメーカーとしてチーム明るい雰囲気を牽引している。 元ホグレルスペース人気トレーナーでもある。

《小田倉彦 選手 プロフィール》
2014年 日本社会人アメリカンフットボールリーグ
(通称 Xリーグ) 準優勝
IBM Big Blue所属 No.8 ポジション:キッカー
今シーズンはバイスキャプテンを務める。

※IBM Big Blue
IBM Big Blue(アイ・ビー・エム ビッグブルー)は、アメリカンフットボール・XリーグI部所属のチーム。 年によって東地区(EASTディビジョン)あるいは中部地区(CENTRALディビジョン)に属する。
練習場所は八千代グラウンド。
(左) 小田倉選手 (中)弊社代表 向川 (右) 金川選手


金川選手はいっぱい失敗をしているように見えますが、
ここに使われているNG映像以外はほとんど失敗していません(笑)
流石です!
(取材 マザー小野寺)

【動画】キックチャレンジ(後編)

~ 訪問活動とお相撲さん? ~

マザー 後編では、集客活動についてお聞きしたいのですが・・・フットサルは集客活動でもスクールが成り立つから良いですよね。

金川選手 例えば、スクールが難しいなら、 小学校とか中学校とかに訪問活動・・・って言うのも、アメフトだと日本ではなかなか難しいんでしょうか?

小田倉選手 僕が個人的に思うに、もっとラグビーとかも一緒になって活動した方が面白いのかなって思うんですけどね。 スポーツ的には似てるんで。

マザー それこそ、タッチフットとかしっぽ取りゲームみたいな物からスタートしたら良いんでしょうね?

金川選手 タッチフットは俊敏性も養われるし凄く良いと思うんですけど!

小田倉選手 そうなんですけど、先ずは親世代にアメフト自体を認知してもらえないと難しいですよね。

マザー 親が興味ないとそもそも子供を連れて来てくれないですものね。 ただ、最初からパッと見てアメフトのルールが分かりにくいって言うのが難しいところですよね・・・。

小田倉選手 試合観ても“???”ってなるじゃないですか・・・ 何で今のプレー止まったの?とかになっちゃうんでねぇ~・・・

金川選手・小田倉選手
金川選手 マザーも最初は全然分からなかったですか?

マザー もう全っ然わからなかったので、本を3冊買って読みました(笑) ポジションも全く分からないし、一回一回ガチャッて当たって止まって、 しかもメンバーがすぐに入れ替わって・・・って言うのが全く理解できなくて。 最初はキックした方がオフェンスなのかディフェンスなのかも分からなかったんです。 攻めているのか守ってるのかも、観ていて分からなくて本を読むしかなかったんですよ。

小田倉選手 それはもう僕より詳しくなってますよ(笑)

マザー いやいやいやいや・・・未だに細かい部分までは全く分かっていません(笑) ただ、最低限のルールさえ分かっちゃえば十分楽しめるし、本当に面白くて大好きなスポーツなので、 何とか広まって欲しいと本気で思っています。

金川選手 アメリカだとあれだけメジャーなスポーツなんで、 子供たちが小さい頃から「僕は将来アメフト選手になりたい!」とかって言う子が多いんですか?

小田倉選手 めちゃくちゃ多いですね。アメリカの上手いところは、 学生スポーツ自体もシーズン制なんですよね。だから秋から冬にかけてアメフトやって、 次にバスケやって、野球やって・・・って3大スポーツってアメリカはメチャクチャ強いじゃないですか? 全部のスポーツを全員がやるので興味を持つんですよ。 で、自分がどの競技に適性があるのか、どこで活躍できるのかって見極められたりするんで。

マザー プロになるまでずっと掛け持ちのままの選手とかいらっしゃいますもんね? 日本だと一つの部活に絞らされたりして他の競技をやるチャンス自体もないですからね。

小田倉選手 アメフトってアメリカだと歴史のあるスポーツで、 両親が好きだったら必然的に子供も好きになりますよね。日本だったらそれが野球とかサッカーだと思うんです。

金川選手 それは間違いないですね。

小田倉選手 単純に人口に比例している部分でもあるとは思います。子供1学年って言っても、 50~100人位しかいないじゃないですか。

マザー そう言えばそうですね!アメフトの場合はチームに登録する人数って60人くらい必要なんだから、 クラス全員がやらないと成り立たないくらいになっちゃうって事ですよね。

金川選手 高校生のアメフトのルールや人数も、社会人と一緒ですか?

小田倉選手 1Q(クォーター)の時間が短く設定されていたり、毎年ルールが変わる部分はあるかも知れませんが、 基本的なルールは殆ど一緒だと思います。

金川選手 サッカーは公式は11対11でも、子供たちは5対5とか8対8とかでもやったりしてるんですよ。

マザー グランドを小さくしてやるんですか?

金川選手 そうです。小さい子が11対11でサッカーをやってもボールに触れなかったりして 全然上手くなれなかったりするっていうことがあったんですよね。上手くなる為には、フットサルをやった方がボールにいっぱい触れるし、 交代も出来るし、攻守が激しくって凄く良い要素が沢山詰まっているから、フットサルスクールの運営が成り立ってきているんだと思います。

マザー ボールに触れた方が技術向上するでしょうね。

金川選手 そうなんですよ。僕らが子供の頃は身体の大きい人がキーパーで、 ボールを遠くまで跳ばせる人がディフェンス、足速い人がフォワードって決まっているような感じで、それで結果も出ちゃうんですよね。 でもそれじゃ上手くならないから18、9歳のピークになって来た頃に考えて動ける、 そして技術もあるような子を育てていきたいと思うんです。

マザー 練習だけじゃなくて実戦でもコンタクトとか学べるし良いですよね。

金川選手
金川選手 敵が近いのでトラップも考えなきゃいけないし、かと言ってボールを蹴っちゃうと全部外に出ちゃうんで。 取られないようにトラップを考える、パスを出す為には顔を上げてなきゃいけないとか、 シュートもゴールが小さいから打てば良い訳じゃ無いし・・・って凄く考えるようになるんですよ。だからスクールの入り口としては良いかなって。

小田倉選手 素晴らしい活動ですよね。我々も小学校に訪問に行ったり、 体育の授業時間を貰ってやっているんですけど結局アメフトに繋がるかって言うと難しいんですよね。

金川選手 アメフトだって俊敏性だったり、チームワークだったり、 作戦を考えたりって事を養えるってスクールの入り口として良いのかなって思ったんですけどね。

小田倉選手 僕らには手の届かない話になってしまうんですけど、 日本の教育制度が良くないと思うんですよ。一つのスポーツに絞らせることとか、体育でやらせるスポーツの数が少ないこととか。 アメリカ人の有名な選手って余り怪我しないんですよね。多分、昔から色んなスポーツをやって来ているからじゃないかと思うんですけど。

マザー 分かります。色んなスポーツをやって来ているから身体の使い方を分かってるっていう感じですよね。

小田倉選手 日本人ってサッカーならサッカー、野球なら野球、アメフトならアメフトって、 絶対バランスとか可笑しくなってると思うんですよ。アメリカ人はシーズン通して色んなことをやっている分、バランスも良いし、丈夫だし、 選手生命も長くなるんだろうし圧倒的に違うんじゃないかと思うんですよね。

金川選手 それはあるかも知れないですね。 僕は親に「サッカーやりたい!」って言ったら『水泳とか体操もやった方がサッカー上手くなるぞ』って言われて嫌々やっていたんですけど、 今は凄く感謝しているんですよ!

マザー だから、アメフトのキックもすぐにパッと出来たんだ!!

小田倉選手 そうですよね!新しいスポーツに最初からスッと入りやすかったりしませんか?

金川選手 入りやすいと思います!スポッチャとか行くと活躍するタイプです(笑)

小田倉選手 あ、スゴイわかる!!僕もそう言うタイプです(笑) 基本的にはサッカーチームに所属していたんでサッカー中心でしたけど、水泳やったり、親父が遊びの範囲ですけど野球とバスケが好きでやっていたんで、 僕も一緒にやったりしていました。

マザー へー!色んな競技で色んな動きをする事が、身体の使い方が分かるって事に繋がりますよね。 臨機応変に出来ると言うか。

金川選手 だからアメフトも、もっと地域密着できると良いですよね。 フットサルもまだまだマイナー競技だから、アメフトもそこは似ていると思うんですけど、 「その競技やってみたい」ってなった時に「じゃ、どこで出来て、どこで観れるの?」って 言うことをもっと広めて行かないといけませんよね。難しいですけどきっかけ作りってかなり大事だと思いますし。

小田倉選手 そうですね。

金川選手 僕らが墨田区をホームタウンに出来たのも、拠点となって活動できるところをずーっと探していて、 小学校とか保育園への訪問活動を物凄い沢山やったんですよ。子供たちに、スポーツを通した団体の中での喜びとか楽しさと、 フットサルの良さが広がってくれたら嬉しいなって。 やっぱり訪問活動に来た選手たちが近くで試合してるのを観れるって言うのが子供たちにとって凄く良い事ですけどね。 訪問活動したときの子供たちの反応ってどうなんですか?

小田倉選手  「わー!でっかい人が来たー!!」ってペチペチ触られたりとか・・・

マザー それ、パンダかお相撲さん見た時の反応じゃないですか(笑)

金川選手 爆笑

小田倉選手 本当に(笑)

金川選手 後は一回観に来てもらった時に選手たちがどれだけピッチで「もう一回観たい!」 と思わせられるかって事ですかね。一生懸命やります!なんて当たり前じゃないですか。 傍から見ても「本当に一生懸命やってるな」って思ってもらえるような試合を出来るかどうかですよね。 僕たちも凄い考えたんですよ。試合をする体育館の隣に映画館があって、 同じチケットの金額だったらどっちを取ってくれるかって選手たち皆で考えて。そう言うところからやって行かないと、 選手やリーグ自体が潰れてしまうかも知れないって、他のチームの選手たちみんなで話し合って盛り上げて行こうってやってるんですよね。

小田倉選手
小田倉選手 それ素晴らしいですね。

マザー でも、やっぱり勝ち進んで行くとアメフトも観客がどんどん増えて行きますものね。 社会人アメリカンフットボールの決勝戦の東京ドーム、満員の中で凄かったですよね~!!楽しかったですか?

小田倉選手 楽しかったです!超気持ちよかったです!!

マザー 2万5千人超えましたからね!!でも意外とフィールドから観客席を見上げたら、 結構お客さんの顔って見えるもんですね。ビックリしました!

小田倉選手 そうなんですよね。普段は結構見えるんですけど、 決勝戦くらい観客がいると何処に誰が居るのか分からなかったですね。

金川選手 その中で一人だけスポットライト浴びて蹴るんですよね?いやー、気持ちイイって言うか、凄いですね。

小田倉選手 中毒ですね、半分。気持ち良すぎて、またあそこに行きたいって!って凄い思うんですよ。

金川選手 うん!うん!それはありますね。

小田倉選手 だから、更にパフォーマンス上げないと!って思います。

金川選手 スポーツ選手ってそれありますよね。 “何でこんな辛いことしてるんだろう?” “辞めたい!” って思うけど、勝った瞬間に皆で抱き合ったら  “またやりたい!!” って思うし、 やっぱり毎回入れるか入れないかも分からないメンバーに入って、12枚しか着れないユニフォームを着てピッチに立った時に毎回凄く嬉しいですし。 やってる以上は試合に出たいので、やっぱりメンバーに入る為に頑張りたいって毎回思います。

マザー 結局、そう言うことの繰り返しで頑張り続けちゃうんですよね。 今回はそんな中毒なお二人に対談して頂けて楽しかったです(笑)

小田倉選手 今度は墨田に呼んで下さい!!

金川選手 もうぜひぜひ来て下さい!!

マザー スペシャル対談の第2弾はフットサルのPK対決必ずやりましょうね!!


金川選手、小田倉選手、ありがとうございました!!
(マザー小野寺)