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《はむつんサーブ りきっちょ プロフィール》

生年月日 1976年3月30日
出身地 宮城県仙台市

(はむつんサーブとは?)
1999年に福島大学ダンス同好会リーダーのりきっちょにより創始。 "どんなに叩かれようと自分のスタイルと信念を曲げない、どんなに賞賛されようと練習をやめない" という決意のもと活動し、2000年代前半、日本最大の大会やメディアにて衝撃的なダンスを披露し優勝・入賞、 瞬間最高視聴率を出す等の実績を修め、【アニメーションダンス】という名前のジャンルの先駆けとなる。

また、日本人初のMADONNAダンサー。2008年の全ツアーダンサーの中で唯一、 オーディション無しで熱烈抜擢され沢山の振り付けも任される。ミュージックビデオ【4minutes】にも出演。

Hamutsun Serve Official Site
http://www.hamutsun.net/

はむつんサーブ りきっちょさん

(取材者 マザー小野寺)
今回インタビューに登場して下さるゲストは、日本人で初めてマドンナさんのバックダンサーに抜擢され、振り付けも任されるなど、 類い稀なる才能をお持ちのダンサー。「はむつんサーブ」という活動名でダンサーとしてご活躍中の“りきっちょ”さんです! まさかの同い年!まさかまさかの同姓!そして、同じ頃に同じマイケルの真似をしていたという不思議なご縁を感じながら、 弊社副社長の星野と共にインタビューをして参りました。




―マイケルとダンス―

マザー  ダンスはいつ頃から始めたんでしょうか?
 
りきっちょさん  中学生のときからですね。マイケル・ジャクソンの真似をずーっとしてて・・・そこからですね。
 
マザー  マイケル・ジャクソンの真似していたんですね!?
 
りきっちょさん  そうです。ムーンウォークとかずーっとしてて(笑)
 
マザー  私もりきっちょさんと同い年なので、同じ頃に家で練習してましたけど、全く出来なくて諦めました(笑)
 
りきっちょさん  この世代は皆やってますね(笑)
 
マザー  ダンスはどこかに通って習っていたんですか?
 
りきっちょさん  通ってないです。基本的にはずっと一人で家でやってて。だから中学生から今もやってること変わってないですね。 家で好きな動きを練習するって言う(笑)
 
星野 もう職人ですよね。ずっと追求してて、それで生活出来ていらっしゃるんだから・・・
 
りきっちょさん  ありがたい話ですよね。奇跡的にそれで食べていけてるって。
 
マザー  りきっちょさんのダンスは、凄い繊細な動きをするダンスだと思うんですけど、練習はどうやっているんでしょうか?
 
※(左)りきっちょさん (右)弊社副社長 星野
星野 細かい動きが必要ですもんね。僕も毎日ゴルフの練習していて、パーツを分離して別々に動かせないとダメなんだなって思うんですよ。 それからまた一つにしていくのが必要だなって。
 
りきっちょさん  そうです。バラバラにしてまた一つにして行くっていうのが基本的な練習になりますね。体の小さい部分を、 大きな会場の遠くからでも見えるように大きく動かしたいので、その部分でホグレルが凄い役に立っているんですよ。 可動域自体を大きくして行けば、だんだん遠くまで届くようになって行くので。 苦手な動きのところを探しながらやって行く感じです。
 
星野 終わりが無いですよね。
 
りきっちょさん  終わりは無いですね。身体が動く人と比べちゃったら物凄く動かないって分かってるから。
 
マザー  一生現役ってことですね。
 
りきっちょさん  そうですね。現役でやれると良いですね。
 
星野 その覚悟が素晴らしいですよ。ほぼ独学でこのジャンルを築かれたんですよね?
 
りきっちょさん  ダンスは独学でやってきました。ただ僕が作った技もありますけど技自体は元々あるものが殆どです。
 


―アニメーションダンスとオリジナリティ―

マザー  アニメーションダンスって言うカテゴリーは元々あったものなのでしょうか?
 
りきっちょさん  無いです。元々はポッピングと言うジャンルです。身体をボン!ボン!バン!バン!ってポップさせるダンスの中に、 アニメーションという、よりテクニックとしてちょっとズズズッて錯覚ぽく動いてアニメっぽく見せるテクニックがあって、 それが“アニメーション”って言われていたんです。
 
【動画】ポッピングとアニメーション
りきっちょさん  僕はそのポッピングと言うジャンルの中からその不思議な動きのアニメーションの 部分だけを取り出してやりたいなって思って。マイケルも一緒なんですよ。彼もそこを取り入れているというか。 だから「マイケルのそこを俺もやりたい!」って思ってずっと独学でやってきて。
それプラス、特に若いころは物凄く尖がっていたんで人と違うことをやりたいって言う気持ちが強くて。 人と違う技とか、全然違う表現の仕方をしたり。自分の個性というオリジナリティを物凄く出して行きたくてガツガツやっていて、 それを「ジャンルはアニメーション」って言い切っちゃったんですよね。で、言い切っちゃったものが大会で賞をもらっちゃって、 その後すぐにテレビにも呼ばれてテレビでもアニメーションって言い切ってしまったので、アニメーションダンスって広まっちゃったんですよね。 だから元々のポッピングとして全体的に頑張って来た人には睨まれてます(笑)
 
マザー  正統派じゃないからと・・・(笑)
 
りきっちょさん  僕の場合は全然違うところを勝手に引っ張ってきて、自分のオリジナル技もグチャグチャに混ぜたスタイルをやっているので、 それだけで正統派からしたら睨まれますよね。
 
マザー  そう言うものなんですね。
 
りきっちょさん  オリジナリティを求めるということに対してのバッシングってこの国は物凄いありますよね。 海外に行ったらオリジナルは評価されやすいんですけどね、個性を尊重してるというか。 元々あるものを真似するのも大事だけど、踊りなんだから自分の個性を出すのも大事だっていう考えは 海外の方が理解がありますね。
日本の場合は「教科書を勉強しろ。これがマニュアル。これが文化的背景で歴史があるんだ。 それから外れるというのはトンデモナイことなんだ。絶対やってはいけない。」って教わるので、実際それをやったら省かれますから。 そこは僕は苦しむところでもあり、楽しんでいるところでもありますよね。
  その中で結果を出した時はやっぱり嬉しいし、全員が敵と言う訳ではなくて、もちろん味方になってくれる人もいっぱいいますし、 途中で味方になってくれる人が出てくると嬉しいですよね。『出てきた時は嫌いだったけど、お前良くなったわ!』って 褒めてくれる先輩とか出てくるとそれはそれで嬉しいですよね!ただ、基本的にはぐうの音も出ないくらい凄い事を やってしまえばみんな黙るんで、そこを目指してます(笑)
 
星野 圧倒的な出すぎた杭になる・・・と。
 
りきっちょさん  ハイ!もう認めざるを得ない!というところまでやってしまえば。 元々ヒップホップカルチャーってそうやってお互いを高め合っているカルチャーでもあるので。 もう、どんどんレベルは上がりますよね、世界的に。特にYoutubeの普及で、 この10年って世界のトップレベルの情報を世界が同時に共有できるようになっちゃったんで。
 
星野 そうですよね。別にテレビに取り上げられなくても出せますからね。
 
りきっちょさん  それを見てそれより凄いことするやつが出てくるんですよ。そうすると、 またそれを見てもっと凄いことをして・・・ってYoutubeのせいでエライことになったんですよ。 それまでは、世界のトップが誰で、どんなことをやっているのか皆分からなかった訳だから、 いいビデオを持ってる人がいいダンスを踊れるくらいの感じでしかなかったのに。
ところがYoutubeでみんなでそれを共有できるようになったから、とんでもないことになったんですよ。 だからどんどん上を目指さないと不味いです。ビデオの時代と違うんですよね。
 
星野 リアルタイムでそれが見れちゃうと、今トップの人だからって安住できないですよね。
 
りきっちょさん  全然出来なくなったんですよ。
 
星野 逆に無名な人にはチャンスですよね。有名な人だからってずっとそのポジションで居られる訳じゃなくなるから。
 
りきっちょさん  そう言う競争が起こっているので、どんどん上を目指して行かないとダメですね。
 
星野 生涯通じてですね。
 
りきっちょさん  終わりは無いですね。やっていて面白いです。
 
(中編へ続く)


30年近く好きなことを一心に、そして直向きに努力をし続ける情熱に、ただただ感服いたしました。
中編ではホグレルと、あの世界的に有名なアーティストであるマドンナさんのことをお伺い致しましたので、
是非お楽しみに! (マザー小野寺)